【世界遺産】15地球の歴史/カルスト地形/氷河地形

こんばんは、みや兄です!3月13日までは世界遺産検定2級合格に向けての勉強シリーズです。

「くわしく学ぶ世界遺産300 世界遺産検定2級公式テキスト」を中心に自分の苦手ポイントメモなどを加えていきたいと思います。

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今日は第15回目ということで「地球の歴史/カルスト地形/氷河地形」です

■地球の歴史

◯ドロミテ山塊

(自)イタリア 2009年(Ⅶ)(Ⅷ)

◯アルプス山脈北部(イタリア)

→標高3,000m以上の山が18峰もある。一帯の面積は約1,400平方km。

→ペルモ・ヌボラウ、マルモラーダ、パーレ・ディ・サンマルティーノなど、9つの構成資産からなる。

→1790年にフランスの鉱物学者ドロミウがドロミテ山塊付近で発見した岩石が「ドロミア(ドロマイト)」と名付けられた。

→ドロマイトは炭酸マグネシウムを多く含んだ脆い石灰岩で、尖塔のように突き出た尖峰をいくつももつ。

→氷河地形やカルストも見られる。

化石の産地で、中生代のサンゴによって作られた炭酸塩を含む地層がよく保存されている。

→約2億5,200万~2億100万年前の三畳紀の海洋生物の化石が見られる。

■ドロミテの語源と形状、自然景観を覚える。化石の産地であることも。

Wikipedia→ドロミテ山塊

◯カナイマ国立公園

(自)ベネズエラ 1994年(Ⅶ)(Ⅷ)(Ⅸ)(Ⅹ)

◯ベネズエラ南東部のカナイマ国立公園

カナイマ国立公園は熱帯雨林と草原に覆われるギアナ高地の中心に位置。

Wikipedia→カナイマ国立公園

→国立公園の65%をいくつもの巨大なテーブルマウンテン(卓状台地)が占めている。

→先住民から「テプイ(神の家)」と呼ばれるテーブルマウンテンは、約17億年前の先カンブリア時代の岩盤が長年の風雨によって削られ、硬い部分だけが台形状に残存したもの。

→アウヤンテプイ山には世界最大の落差979mのアンヘルの滝(エンジェルフォール)がある。

→周辺では食虫植物ヘリアンフォラや地衣類、泳げないカエルの仲間オリオルリネラなどの独特の動植物相が見られる。

カナイマ国立公園といえばエンジェルフォール。ギアナ高地、テーブルマウンテンの形成経過についてもおさえておく。

◯ジャイアンツ・コーズウェイとその海岸

(自)イギリス 1986年(Ⅶ)(Ⅷ)

◯アイルランド島北端の海岸線

ジャイアンツコーズウェイと呼ばれる正六角形の石柱が8kmも続く奇観が残る。

→大量のマグマが冷える過程でできた自然現象で、地球の歴史を知る上で貴重な遺産。

ジャイアンツコーズウェイは競走馬にも同名の強い馬がいたので覚えやすい(主観)。海岸線に六角形の石柱が続いていることをおさえる。

Wikipedia→ジャイアンツ・コーズウェイとその海岸

◯ヘーガ・クステン/クヴァルケン群島

(自)スウェーデン/フィンランド 2000年/2006年範囲拡大(Ⅷ)

◯スウェーデン東とフィンランド西の間。

→スウェーデン東部のボスニア湾沿岸のヘーガ・クステンと、対岸のフィンランド西部のクヴァルケン群島。

→9600年前の氷河期末期から隆起を続ける高層海岸。

→氷河期は氷床の重みで地殻が沈み、氷河期が終わると解氷、反発して盛り上がる現象。

→隆起は1年間に平均8~10mmの速度で、今も続いている。

名前の響きから北欧を推測し、2つの地名から氷河期と隆起のイメージをつなげる。覚えにくいので適当に「ヘークヴァ氷隆」と覚える。

Wikipedia→ヘーガ・クステン/クヴァルケン群島

◯バーバートン・マコンジュワ山脈群

(自)南アフリカ 2018年(Ⅷ)

◯南アフリカの北東エスワティニに隣接する地域にある。

→地球最古の地質構造のひとつバーバートン・グリーンストーン・ベルトの約4割を含んでいる。

→36億~32億5,000万年前にできた火山岩と堆積岩の連なりがよく保存されている。

→地表の変化や隕石の衝突、火山活動、大陸形成の過程、初期の地球環境など、地球の歴史を伝える情報が残る。

■世界最古の地質構造バーバートン・グリーンストーン・ベルトを覚える。地球の歴史を伝える情報についてサラッとおさらいする。

Wikipedia→バーバートン・マコンジュワ山脈群

■カルスト地形

◯九寨溝:歴史的・景観的重要地区

(自)中国 1992年(Ⅶ)

◯中国の四川省北部

九寨溝は岷山山脈のカルスト台地が浸食されてできた3つの渓谷に大小100あまりの湖沼や滝が点在する景勝地。

→なかでも美しいとされる五花海は「九寨溝の一絶(世界唯一の絶景)」とも評される。

→絶滅危惧種を含む多様な動植物が見られ、ジャイアントパンダやキンシコウなどが見られる。

→1997年にユネスコの生物圏保存地域に指定された。

→年々増加する観光客による環境への影響を懸念する声もある。

九寨溝カルスト台地の浸食でできたこと、そのなかで美しい五花海は覚える。ジャイアントパンダとキンシコウもおさえておく。

Wikipedia→九寨溝:歴史的・景観的重要地区

◯プリトヴィツェ湖群国立公園

(自)クロアチア 1979年/2000年範囲拡大(Ⅶ)(Ⅷ)(Ⅸ)

◯クロアチアの首都ザグレブの南約100km

プリトヴィヂェ湖群国立公園は、プリトヴィヂェ川に沿って点在する湖と滝からなる。

→総面積約295平方km、エメラルドグリーンの水をたたえる大小16の湖が92の滝で繋がる。

→川の水は炭酸カルシウムの濃度が高く、川底の傾斜が急な場所では沈殿した炭酸カルシウムが石灰華(石灰質の堆積物)となっている。

→湖を包む森林地帯にはヒグマやオオカミなどの哺乳類のほか、126種の鳥類が生息している。

→クロアチアがユーゴスラビアからの独立を目指して勃発したクロアチア紛争で一時的に危機遺産となったがその後脱した。

炭酸カルシウムと石灰華、それにより川が塞き止められ湖に。クロアチア紛争で一時危機遺産。プリトヴィヂェは覚えにくいが湖群が名称に入っているので他の国立公園と区別して覚える。

Wikipedia→プリトヴィツェ湖群国立公園

◯ハ・ロン湾

(自)ベトナム 1994年/2000年範囲拡大(Ⅶ)(Ⅷ)

◯ベトナム北東部にある

ハロン湾石灰岩台地の風化でできた奇妙な形をした1,600もの島が点在。

→ほとんどが無人島、フランソワリーフモンキーやファイールルトンなどの数少ない繁殖地に。

→近年は石炭採掘による水質悪化、観光客増加による生態系の破壊が問題視されている。

ハロン湾とシャーク湾が混ざることあるので気を付ける。石灰岩台地の風化でできたことを覚えておく。

Wikipedia→ハ・ロン湾

◯シュコツィアンの洞窟群

(自)スロベニア 1986年(Ⅶ)(Ⅷ)

◯スロベニア南西部クラス地方

シュコツィアンの洞窟群は長さ6km、幅200mという世界最大規模の地下渓谷をもつ鍾乳洞。

クラス地方は石灰岩地域を意味するカルストの語源となった土地。

→レーカ川の流れによって生まれた地下渓谷、「ルドルフ大聖堂」の別名がある石灰段丘や、「大広間」と呼ばれる巨大な石荀が連なる空間がある。

クラス地方はカルストの語源。世界最大の地下渓谷を持つ鍾乳洞。スロベニアにある。

Wikipedia→シュコツィアンの洞窟群

◯グランマ号上陸記念国立公園

(自)キューバ 1999年(Ⅶ)(Ⅷ)

◯キューバ南西

グランマ号上陸記念国立公園はシエラ・マエストラ山脈西側にある。

→水深180mから標高360mにおよぶ石灰岩の海岸段丘が完全な形で残る。

→マナティなどの固有種の動植物も多く存在。

→メキシコに亡命していたカストロやチェゲバラがヨットのグランマ号で上陸した岬もある。

グランマ号がクイズに出るのでキューバとの結び付きはあるが、石灰岩の海岸段丘のイメージがないのでチェゲバラとカストロが海岸段丘上っていくシーンをイメージして覚えます。

Wikipedia→グランマ号上陸記念国立公園

■氷河地形

◯ヨセミテ国立公園

(自)アメリカ 1984年(Ⅶ)(Ⅷ)

◯アメリカ西部カリフォルニア州

ヨセミテ国立公園は氷河によって形成されたダイナミックな景観が特徴の自然公園。

→およそ70万~1万年前にかけて活発な氷河活動が続き、氷食谷やモレーン、氷河湖などの独特の地形ができたと考えられる。

→ドーム型の岩山を半分に切り取ったような姿のハーフドームをはじめ、特徴的な岩山の姿は氷河の浸食の激しさを物語っている。

→この地域の総面積の約95%は「ウィルダネス」と呼ばれる手付かずの自然が広がっている。

→一帯には「ビッグツリー」の別名で知られる世界最大の樹木ジャイアントセコイアが茂っており、哺乳類約80種、国鳥ハクトウワシなど鳥類250種が生息している。

→ヨセミテはアメリカ自然保護運動の聖地ともなっている。

→観光地になったことでオオカミ、グリズリー、ビッグホーンなどが公園から姿を消す弊害もでている。

ウィルダネス→手付かずの自然。ヨセミテは氷河の活動が盛んであったこと、自然保護運動の聖地となってることなどもおさえておく。モレーンは氷河が谷などと接触しながら流れる際に削り出された岩石や土砂が堆積してつくられた地形。

Wikipedia→ヨセミテ国立公園

◯イルリサット・アイスフィヨルド

(自)デンマーク 2004年(Ⅶ)(Ⅷ)

◯デンマーク領グリーンランド西部

イルリサット・アイスフィヨルドはおよそ1万年前まで続いた最終氷期に形成されたセルメク・クジャレク氷河とフィヨルドが広がる地域。

→過去250年間にわたって調査対象となり、気候変動や氷河の研究において重要な役割を果たしている。

→セルメククジャレク氷河では年間でおよそ35立法kmに及ぶ氷が海に流れ出している。

→世界で最も動きの速い氷河としても知られており、その流速は1日約19m。

イルリサットはグリーンランド。セルメククジャレク氷河が覚えられないのでなんとか覚えます。

Wikipedia→イルリサット・アイスフィヨルド

◯テ・ワヒポウナム

(自)ニュージーランド 1990年(Ⅶ)(Ⅷ)(Ⅸ)(Ⅹ)

◯ニュージーランド南島の南西

テ・ワヒポウナムは4つの国立公園と周辺の地域からなる。

氷河作用と地殻変動による景観が広がっている。

→氷河によって谷が削られた部分に海水が入り込みフィヨルドが形成された。

→インドオーストラリアプレートと太平洋プレートの衝突による隆起で形成された一帯は鳥類の外敵が少ない。

→飛べない鳥タカヘや、国鳥であるキウイなどの固有種の生息地となっている。

■過去問で出てきているので場所と名前は一致。キウイが出てくること、氷河作用と地殻変動による景観であることをおさえる。

Wikipedia→テ・ワヒポウナム

◯サーメ人地域

(複)スウェーデン 1996年(Ⅲ)(Ⅴ)(Ⅶ)(Ⅷ)(Ⅸ)

◯スウェーデン北部北極圏ラップランド

→サーメ人地域は氷河が作り上げた独特の自然景観と、約5,000年前からこの地に暮らすサーメ人の生活文化が息づいた複合遺産

→氷河時代後期まで氷に覆われていたため、大地が浸食され独特の景観美を生み出した。

→多くのサーメ人は定住しているが、一部の人々はトナカイの放牧を主業とする、昔ながらの移牧生活を営む。

→居住する人間が少ないため希少な野生動物の生息地にもなっている。

サーメ人は北極圏のラップランドは覚えた。トナカイの放牧を行っており、氷河が作り上げた自然景観も素晴らしい複合遺産

Wikipedia→サーメ人地域

◯ロス・グラシアレス国立公園

(自)アルゼンチン 1981年(Ⅶ)(Ⅷ)

◯アルゼンチン南部パタゴニア

ロス・グラシアレス国立公園は世界で3番目の規模を誇る氷河地帯。

→周囲のフィッツロイ山や草原と共に登録された。

→大型氷河47、小型氷河200以上が存在するなかで、最も大きいのが約600平方kmの面積をもつウプサラ氷河。最も動きが活発なのがペリト・モレノ氷河である。

→ペリト・モレノ氷河は年間600~800mも移動するが、これは冬の気温が比較的高いことが関係している。

■パタゴニアにある氷河。大きいウプサラ氷河と速いペリト・モレノ氷河は覚える。フィッツロイ山もおさえておく。

おわりに

地球の歴史については、それぞれの特徴となる自然物について着目する。テーブルマウンテン、ドロミテ、など地学的な観点から覚える。

カルスト地形については、国と遺産名、キーワードを結びつけて覚える。この3つだけでも関連づけて覚える。

氷河地形については、それぞれの氷河の特徴や形成過程、文化を考えながら覚える。

Wikipedia→ロス・グラシアレス国立公園

世界遺産検定2級→16湖・湿地帯/森林・熱帯雨林

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