【世界遺産】16湖・湿地帯/森林・熱帯雨林

こんばんは、みや兄です!3月13日までは世界遺産検定2級合格に向けての勉強シリーズです。

「くわしく学ぶ世界遺産300 世界遺産検定2級公式テキスト」を中心に自分の苦手ポイントメモなどを加えていきたいと思います。

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今日は第16回目ということで「湖・湿地帯/森林・熱帯雨林」です

■湖・湿地帯

◯エヴァーグレーズ国立公園

(自)アメリカ 1979年/2010年危機遺産登録制(Ⅷ)(Ⅸ)(Ⅹ)【危機遺産】

◯アメリカ南東部フロリダ半島南端

エヴァーグレーズ国立公園は全米最大の湿原地域からなる自然遺産。

→湿原全体の5分の1にあたる約5,700平方kmが世界遺産に登録。

→湿原の上流部にはハンモックと呼ばれる水面からの高さが数cmほどの大小の島々にマホガニーなどの常緑高木や熱帯植物が生い茂った森がある。

→湿原下流の海岸地帯にはマングローブが広がり、カニや小魚、ワニや鳥類の生息地に。

→公園全体では固有種を含む1,000種以上の植物、800種以上の動物、400以上の鳥類が確認されている。

→周辺の都市化が進み地下水位の低下や水質汚染が進み1993年に危機遺産に。この時に魚類80%、鳥類90%が減少したとされる。

→その後湿原回復の措置がとられ2007年に危機遺産リストを脱したが、2010年に再び危機遺産登録された。

■アメリカのフロリダ南部のエヴァーグレーズ国立公園。全米最大の湿地で、過去問にハンモックとマングローブを問う問題があった。危機遺産入り、解除、再登録されている。

Wikipedia→エヴァーグレーズ国立公園

◯パンタナル自然保護区

(自)ブラジル 2000年(Ⅶ)(Ⅸ)(Ⅹ)

ブラジル、ボリビア、パラグアイの3国にまたがる。

パンタナル自然保護区世界最大の淡水湿地であるパンタナル湿原のブラジル部分が世界遺産登録されている。

→雨季に洪水や浸水によって養分が行き渡る肥沃な大地で水鳥の繁殖地となっている。

→コウノトリ類やトキ類など約650種の鳥類、300~400種の魚類、約80種の哺乳類、約50種の爬虫類が確認されている。

→ジャガーやオオアリクイなど絶滅危惧種の生息域にもなっている。

世界最大の淡水湿原パンタナル。ブラジル、ボリビア、パラグアイに跨がるうちブラジル部分だけ世界遺産。水鳥の繁殖地となっている。

Wikipedia→パンタナル自然保護区

◯ジュジ国立鳥類保護区

(自)セネガル 1981年(Ⅶ)(Ⅹ)

◯セネガルの北部セネガル川河口

ジュジ国立鳥類保護区セネガル川河口にあり野鳥の聖域となっている。

→地中海とサハラ砂漠から300万羽の渡り鳥が飛来する。

→オオフラミンゴ、モモイロペリカン、ガン、カモなど多種多様な鳥の休息地になっている他、絶滅の危機に瀕しているアフリカマナティも生息している。

→湿地帯はラムサール条約にも登録されている。

→水位と水質低下により危機遺産となったが、2006年には危機遺産リストを脱している。

■地中海とサハラ砂漠から渡り鳥が飛来する地。セネガル川河口にあり、モモイロペリカンはおさえておく。

Wikipedia→ジュジ国立鳥類保護区

◯オカバンゴ・デルタ

(自)ボツワナ 2014年(Ⅶ)(Ⅸ)(Ⅹ)

◯ボツワナ北部カラハリ砂漠

オカバンゴ・デルタアフリカ大陸最大の内陸デルタ地帯

→デルタ地帯が乾季の時、オカバンゴ川源流は雨季で定期的な氾濫が起きる。

→溢れた水が数ヵ月かけて砂漠に浸透、この水の動きに伴いアフリカゾウやバッファローなどの野生動物も水を求め移動する。

→生物と気候の相互関係を示す好例。

アフリカ最大の内陸デルタはキーワード。水を求めて野生動物が移動するところがポイント。

Wikipedia→オカバンゴ・デルタ

◯ドナウ・デルタ

(自)ルーマニア 1991年(Ⅶ)(Ⅹ)

◯ルーマニア南東部

ドナウデルタはドナウ川が黒海へ注ぎ込む河口に広がるヨーロッパ最大の湿地帯

→手付かずの自然が残る野生動物の宝庫となっており、モモイロペリカンやハイイロペリカンの繁殖地として重要。

■過去問にもヨーロッパ最大の湿地帯として出ていた。8ヵ国を経由して流れるドナウ川の終点はルーマニア。

Wikipedia→ドナウ・デルタ

◯スンダルバンス国立公園

(自)インド 1987年(Ⅸ)(Ⅹ)

◯インドガンジス川のデルタ地帯。

スンダルバンスは1万kmにも及ぶガンジス川のデルタ地帯。

世界最大のマングローブ林と生物学的に豊かな自然生態系を有している。

→ガンジスカワイルカなどの水生動物、爬虫類、哺乳類も多数生息。

→減少が著しいベンガルトラの保護区としても知られ、トラの生息数はインド亜大陸最多。

→隣接するバングラデシュのシュンドルボンも1997年に世界遺産に登録された。

ガンジス川のデルタ地帯だがガンジスデルタではないので注意。スンダルバンスという名称と世界最大のマングローブ林はおさえておく。

Wikipedia→スンダルバンス国立公園

■森林・熱帯雨林

◯スリランカ中央高地

(自)スリランカ 2010年(Ⅸ)(Ⅹ)

◯セイロン島の中央部

スリランカ中央高地はセイロン島の中央部、海抜2,500mにある山岳森林帯

ホートン・プレインズ国立公園、ナックルズ森林保護区、ピーク・ウィルダネス保護区という原始の環境が残る3つの山岳森林帯から構成。世界的にも希少な山地雨林が広がる。

→スリランカ中央高地の森には特有の形態的進化を遂げた霊長類のニシカオムラサキラングールなど多種多様な生き物が暮らしている。

→ホートンプレインズホソロリス、スリランカヒョウなどの絶滅危惧種や固有種も生息、生物の多様性が観察できるホットスポットである。

→ピーク・ウィルダネス保護区にはアダムス・ピークと呼ばれる聖山がある。

→アダムスピークはヒンドゥー教徒、イスラム教徒、キリスト教徒、仏教徒共通の聖山で、信仰の価値を含めた複合遺産での登録を目指したが自然遺産の価値のみが評価された。

スリランカ中央高地は世界的にも希少な山地雨林。3つの山岳森林帯のうちホートンプレインズ国立公園はおさえる。

Wikipedia→スリランカ中央高地

◯オーストラリアのゴンドワナ雨林

(自)オーストラリア 1986年/1994年範囲拡大 (Ⅷ)(Ⅸ)(Ⅹ)

◯オーストラリア東海岸に広がる雨林群

ゴンドワナ雨林はオーストラリア東海岸のニューサウスウェールズ州やクイーンズランド州に広がる雨林群。

→太古に存在したといわれるゴンドワナ大陸の動植物相を伝える貴重な自然遺産。

→ゴンドワナ大陸はかつて存在したといわれる巨大な大陸。この大陸の分裂で南アメリカ、アフリカ、オーストラリア、南極、インドなどの大陸が誕生したとされる。

→火山活動で生まれた山岳地域や海岸の近くに国立公園や保護区が複数ある。

→豊富な降水量によって作られた雨林が点在、総面積約3,700平方kmにも及ぶ世界最大級の多雨林帯は、大分水嶺や急斜面が広がり、ゴンドワナ大陸の活動の歴史がわかる。

→森林地帯にはゴンドワナ大陸の代表的な被子植物であるナンキョクブナなどが生い茂り、コアラ、カンガルー、パルマヤブワラビーなど希少な哺乳類が生息している。

→多雨林帯はヨーロッパ人入植者により約4分の3の森林面積が失われていた。その環境保全のために世界遺産登録された。

■過去問でも出たゴンドワナ雨林。世界最大級の多雨林帯はオーストラリア東海岸にある。

Wikipedia→オーストラリアのゴンドワナ雨林

◯アツィナナナの熱帯雨林

(自)マダガスカル 2007年/2010年危機遺産登録(Ⅸ)(Ⅹ)【危機遺産】

◯マダガスカル島東部に広がる

アツィナナナの熱帯雨林は6つの国立公園を含んだ森林地帯。

→1万種以上の固有の植物が確認され、キツネザルなど霊長類も多く生息している。

→地殻変動で大陸から切り離されたマダガスカル島では、孤立した島内で動植物が独自の進化を遂げ、生物多様性がうまれた。

→密猟などの影響で2010年に危機遺産リストに記載された。

マダガスカル島の多様な生態系が確認できるのがアツィナナナの熱帯雨林。独自の進化がポイント。キツネザルはチェック。

Wikipedia→アツィナナナの熱帯雨林

◯レッドウッド国立・州立公園

(自)アメリカ 1980年(Ⅶ)(Ⅸ)

◯カリフォルニア州北西部の太平洋沿い

レッドウッド国立・州立公園は総面積の3分の1をレッドウッド(セコイア)の森が占める森林地帯。

→19世紀のゴールドラッシュで訪れた人々が、建材としてレッドウッドを乱伐。

→1918年に「レッドウッド保護連盟」が結成され、森を購入して保護する活動が行われた。

カリフォルニア州北西部の太平洋沿いのレッドウッド(セコイア)の森林地帯。「レッドウッド保護連盟」の結成、森を保護する活動もポイント。

Wikipedia→レッドウッド国立・州立公園

◯ピマチオウィン・アキ

(複)カナダ 2018年(Ⅲ)(Ⅵ)(Ⅸ)【文化的景観】

◯カナダの

ピマチオウィン・アキは川や湖、湿地、亜寒帯の森林からなる景観。

→4つのアニシナベ族の共同体が伝統的な狩猟採集生活を送ってきている。

→アニシナベ族の文化と自然との調和が評価された複合遺産

■カナダ先住民の言葉で「生命を与える大地」を意味するピマチオウィン・アキ。アニシナベ族の文化と自然との調和が評価された複合遺産

Wikipedia→ピマチオウィン・アキ

おわりに

湖・湿地帯については、どんな湿原なのか、どのような生態系が育まれているのがを読み解く。場所と特徴をセットで覚えることが必要。

森林・熱帯雨林については、湖・湿地帯と同じでどのような特徴があるか、どのような生態系があるかを確認してセットで覚えていく。

世界遺産検定2級→17草原/火山

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