【世界遺産】76建築様式(近現代建築)~ヨーロッパの世界遺産

こんばんは、みや兄です!12月12日までは世界遺産検定1級合格に向けての勉強シリーズです。

公式テキストである「すべてがわかる世界遺産大事典(上)(下)」を中心に自分の苦手ポイントメモなどを加えていきたいと思います。

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今日は第76回目ということで「76建築様式(近現代建築)」です

■建築様式(近現代建築)

◯バウハウス関連遺産群:ヴァイマールとデッサウ、ベルナウ

(文)ドイツ 1996年/2017年範囲拡大

登録基準(Ⅱ)(Ⅳ)(Ⅵ)

場所 ドイツ中部のデッサウと少し南のヴァイマール

歴史 1919年に建築家ヴァルター・グロピウスによって開設された総合造形学校バウハウスなどの校舎が残る。

特徴 モダニズム建築に大きな影響を与えた総合造形学校。

■「バウハウス」はドイツ語で「建築の家」。中世の建築職人たちの建築作業組合「バウヒュッテ」にちなむ名称。

教授陣にバウル・クレーなど。

Wikipedia→バウハウス関連遺産群:ヴァイマールとデッサウ、ベルナウ

◯ストックレ邸

(文)ベルギー 2009年

登録基準(Ⅰ)(Ⅱ)

場所 ブリュッセルの高級住宅街に立つストックレ邸。

歴史 1905年にウィーン分離派(ゼツェッション)の中心メンバーの一人、建築家のヨーゼフ・ホフマンが設計。

特徴 ウィーン分離派ヨーゼフ・ホフマンのアールヌーヴォー建築。

■設計段階からゲザムトクンストヴェルクの方針に従い、造り上げたウィーン分離派の各領域の結晶といえる。

Wikipedia→ストックレ邸

◯アントニ・ガウディの作品群

(文) 1984年/2005年範囲拡大

登録基準(Ⅰ)(Ⅱ)(Ⅳ)

場所 スペイン東部カタルーニャ地方の中心バルセロナ。

歴史 1984年にカサ・ミラ、グエル公園、グエル邸の3件が世界遺産登録。

2005年にサグラダファミリア大聖堂の一部、カサ・ヴィセンス、カサ・バトリョ、コロニア・グエル聖堂の地下聖堂の4件が追加登録となった。

特徴 アントニ・ガウディが設計した建築物群。

■サグラダファミリアは現在も建設中で完成済みの「誕生のファサード」と「地下聖堂」のみが登録されている。

ガウディのパトロン的存在となった実業家エウゼビ・グエル

カタルーニャで興った芸術運動モデルニスモを代表するガウディの作品群。

Wikipedia→アントニ・ガウディの作品群

◯リートフェルト設計のシュレーダー邸

(文)オランダ 2000年

登録基準(Ⅰ)(Ⅱ)

場所 オランダのユトレヒト市内。

歴史 1924年に建築家ヘリッツ・トーマス・リートフェルトが銀行家の未亡人シュレーダー夫人の依頼で邸宅。

特徴 シンプルな線や面、色によって幾何学的に構成された空間は、デ・ステイルで唯一現存する建築物。

■リートフェルトは20世紀初頭オランダで起こった芸術運動「デ・ステイル」の中心人物。

Wikipedia→リートフェルト設計のシュレーダー邸

◯ブルノのトゥーゲントハート邸

(文)チェコ 2001年

登録基準(Ⅱ)(Ⅳ)

場所 チェコのブルノにある。

歴史 1930年に完成したミース・ファン・デル・ローエ設計による個人の邸宅。

特徴 2階建ての建物は急な傾斜地に建っている。玄関がある上階はプライベートな個室。下階はリビング、食堂など。

庭に向かった壁面は総ガラス張り、部屋の仕切りはすべて大理石。斬新で開放的に空間設計が施されている。

■機能美を追求したモダニズム建築の傑作。

Wikipedia→ブルノのトゥーゲントハート邸

◯ヴロツワフの百周年記念ホール

(文)ポーランド 2006年

登録基準(Ⅰ)(Ⅱ)(Ⅳ)

場所 ポーランド南西部のシレジア地方。

歴史 1913年にドイツ人建築家マックス・ベルクの設計で建設された多目的ホール。

1813年のライプツィヒの戦いでプロイセンとヨーロッパ同盟国がナポレオン1世軍に勝利した百周年記念に建設。

特徴 ローマの円形競技場を模したドームと左右対称の四つ葉型のスペースからなる。

■鉄筋コンクリート建築の先駆的存在。

Wikipedia→ヴロツワフの百周年記念ホール

◯バルセロナのカタルーニャ音楽堂とサン・パウ病院

(文自複)国名 1997年/2008年範囲拡大

登録基準(Ⅰ)(Ⅱ)(Ⅳ)

場所 バルセロナ

歴史 カタルーニャ音楽堂は1905年~1908年にかけ建設された鉄骨建築の音楽堂。

サンパウ病院は1902年着工、1930年に完成。

特徴 建築家ルイス・ドメネク・イ・モンタネルが設計した建物群。

■カタルーニャ音楽堂はドメネクの最高傑作として名高く、外壁は美しい彩色のモザイクタイルで覆われている。

Wikipedia→バルセロナのカタルーニャ音楽堂とサン・パウ病院

◯ファン・ネレ工場

(文)オランダ 2014年

登録基準(Ⅱ)(Ⅳ)

場所 ロッテルダム

歴史 1920年代に造られた。

特徴 ファサードはガラスと鉄が用いられた大面積のカーテンウォールを有する。

■紅茶、コーヒー、タバコの生産加工、放送を行った工場群。外の世界に開かれた「理想の工場」として考案された。

Wikipedia→ファン・ネレ工場

◯建築家ヴィクトール・オルタによる主な邸宅(ブリュッセル)

(文)ベルギー 2000年

登録基準(Ⅰ)(Ⅱ)(Ⅳ)

場所 ブリュッセル

歴史 19世紀末から20世紀初頭にヴィクトール・オルタが建設した邸宅。

1894年建築のタッセル邸は鉄とガラスを大胆に使用。

1895~1898年に手掛けたソルヴェイ邸はマホガニー、大大理石などの高級素材を使用。

外交官の私邸であるエートヴェルデ邸も同時期の建築。

1901年に建築されたのがオルタの邸宅兼アトリエでオルタ美術館として公開されている。

特徴 アールヌーヴォーの先駆けとして知られ、4棟が世界遺産に登録されている。

■オルタ、ブリュッセル、アールヌーヴォーあたりがキーワードになる。

Wikipedia→建築家ヴィクトール・オルタによる主な邸宅(ブリュッセル)

◯アールフェルトのファーグス靴型工場

(文)ドイツ 2011年

登録基準(Ⅱ)(Ⅳ)

場所 ニーターザクセン州アールフェルト・アン・デア・ライネ

歴史 1910年に建設。

特徴 近代建築家ヴァルター・グロピウスが設計。モダニズム建築の美と工業デザインの発展を示す歴史的建造物。

■巨大なガラスパネルに見られる建築美と工場としての機能美を兼ね備える。

後にグロピウスが校長を務めたバウハウスが打ち出すモダニズム建築の草分けに。

Wikipedia→アールフェルトのファーグス靴型工場

◯ブゴビナとダルマチアの府主教の邸宅

(文)ウクライナ 2011年

登録基準(Ⅱ)(Ⅲ)(Ⅳ)

場所 ウクライナ

歴史 1864年~1882年にヨセフ・フラウガによって設計・建設された建造物群。

特徴 ダルマチアの首都大司教の邸宅、神学校、修道院安堵が含まれる。

ドームがある庭園と公園を加えた十字型の神学校は特徴的。

■ビザンツ期以降の東方正教会文化の発展を示す一方、屋根部分の装飾などにはウクライナの民族文化の影響が見られる。

Wikipedia→ブゴビナとダルマチアの府主教の邸宅

◯ベルリンのモダニズム公共住宅

(文)ドイツ 2008年

登録基準(Ⅱ)(Ⅳ)

場所 ベルリン

歴史 20世紀前半のヴァイマール共和国時代に建てられた近代的な公共住宅群が残る。

世界遺産には1910年~1933年にかけて造られた6つの集合住宅が登録。

特徴 ブルーノ・タウト、マルティン・ヴァグナー、ヴァルター・グロピウスなどが中心。

■低所得者層向けの住宅供給政策により誕生。住環境を改善することに主眼が置かれた。

Wikipedia→ベルリンのモダニズム公共住宅

◯シュパイヒャーシュタットと、チリハウスのあるコントールハウス地区

(文) 2015年

登録基準(Ⅳ)

場所 ハンブルクの都市部中心に位置するシュバイヒャーシュタットと隣接するコントールハウス地区。

歴史 1885年~1927年にかけてエルベ川の中州に開発。

特徴 世界でも最大規模の港湾倉庫群で15の巨大な倉庫地区群と6つの関連する建造物と水路のネットワークからなる。

■19世紀後半から20世紀初頭にかけて国際貿易が急拡大した。

Wikipedia→シュパイヒャーシュタットと、チリハウスのあるコントールハウス地区

おわりに

「建築様式(近現代建築)」については、まずは建築物の名称を抑えておく。そして設計者を覚える。どの産業で発展したか、どういう意図で建設されたのかなどの特徴もおさえておきたい。

世界遺産検定の他にも色々なジャンルの記事を書いてますので気になるジャンルがありましたら読んでいただけると幸いです。

これからも生活の役に立つ記事、楽しい記事を少しずつ書いていきたいと思います!

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