※【世界遺産】66時間目 都市計画/大航海時代関連遺産~ヨーロッパの世界遺産

こんばんは、みや兄です!世界遺産検定1級合格に向けての勉強シリーズです。

公式テキストである「すべてがわかる世界遺産大事典(上)(下)」を中心に自分の苦手ポイントメモなどを加えていきたいと思います。

「すべてがわかる世界遺産大事典(上)(下)」
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今日は66時間目ということで「66都市計画/大航海時代関連遺産」です

■都市計画

◯パリのセーヌ河岸

(文)フランス 1991年

登録基準(Ⅰ)(Ⅱ)(Ⅳ)

場所 パリを流れるセーヌ川河岸に点在。

歴史 6世紀フランク王国クローヴィスが首都に定める。

12世紀にシテ島でノートルダム大聖堂の建設開始。13世紀にステンドグラスで荘厳に飾られたサントシャペルが完成。

1527年フランソワ1世がセーヌ右岸のルーヴル宮を正式な王宮に定める。

1789年フランス革命。1804年ナポレオン1世がノートルダム大聖堂で戴冠式。

1830年七月革命。1848年二月革命と六月暴動。1871年パリコミューン誕生。

19世紀後半(ナポレオン3世統治下)にセーヌ県知事ジョルジュ・ウジェーヌ・オスマンがパリを近代都市へと大改造。

特徴 セーヌ右岸は政治や経済の中心として発展。 貴族などの邸宅が築かれる。

左岸側にはソルボンヌ大学があるカルチェラタンを中心に学問と文化の中心として発展。

○シテ島→ノートルダム大聖堂、サントシャペル

○右岸側→ルーヴル美術館、グランパレ、シャイヨー宮

○左岸側→オルセー美術館、アンヴァリッド、エッフェル塔

■構成資産も多く、有名な場所も多いので歴史の流れと共に資産の中身も覚えていく。

ノートルダム大聖堂は2019年4月火災で屋根を焼失。

Wikipedia→パリのセーヌ河岸

◯ブリュッセルのグラン・プラス

(文)ベルギー 1998年

登録基準(Ⅱ)(Ⅳ)

場所 ブリュッセル旧市街の中心。

歴史 10世紀後半ロートリンゲン公シャルル・ドゥ・フランスが城塞を築く。

12世紀頃から交易が発展。街の中心にグランプラスの原型となる市場が開かれる。

13~14世紀にはブリュッセルは政治的中心となる。商工業が発展→ギルドが出現する。

1695年フランスのルイ14世がブリュッセルに激しい砲撃→石造りの市庁舎以外は焼失。

→再建されたギルドハウスは石造りで、建物正面はバロック様式となり華麗な外観に。

特徴 壮麗な建築物に囲まれた広場。意味も「大広場」

市庁舎、パン職人、ビール醸造業者、大工、家具職人、船頭のギルドハウスなど11の建物。

ユゴーは広場を「世界一豪華」と賞賛した。

■ブリュッセル、大広場、ギルドの3つのキーワードが大切。

Wikipedia→ブリュッセルのグラン・プラス

◯ジェノヴァ:レ・ストラーデ・ヌオーヴェとパラッツィ・デイ・ロッリ制度

(文)イタリア 2006年

登録基準(Ⅱ)(Ⅳ)

場所 イタリア北西部ジェノヴァ。

歴史 16世紀半ばにスペイン王室の御用銀行家となったジェノヴァの金融業者→街が発展。

貴族たちが「ストラーデ・ヌオーヴェ」を造り、通り沿いに宮殿や邸宅を建築し「ロッリ」と呼ばれるリストに記載。

特徴 「ストラーデ・ヌオーヴェ(新しい通り)」と「パラッツォ(大邸宅)」が登録。

建物は3~4階建てに統一。装飾はマニエリスム様式やバロック様式。

■※まとめ~他の人にこの世界遺産を説明するならどう説明するか

Wikipedia→ジェノヴァ:レ・ストラーデ・ヌオーヴェとパラッツィ・デイ・ロッリ制度

◯カールスクローナの軍港

(文)スウェーデン 1998年

登録基準(Ⅱ)(Ⅳ)

場所 スウェーデン最南端。

歴史 17世紀後半カール11世によって建設されたヨーロッパ発の近代的な軍港。

当時はバルト海の派遣を巡り争っていた。

特徴 近代軍港都市のモデルとなった。

海岸を埋め立てた土地に造船所や工場を計画的に配置。行政施設や聖堂を建設して1つの都市を形成。

■近代軍港都市のモデルがキーワード。

Wikipedia→カールスクローナの軍港

◯ラ・ショー・ド・フォン/ル・ロクル、時計製造都市の都市計画

(文)スイス 2009年

登録基準(Ⅳ)

場所 スイスの西側ジュラ山脈の麓に位置。 

歴史 18世紀末の火災で大被害、19世紀初頭に都市再建が始まり近代的な都市計画が採用。

19世紀末~20世紀にかけて家内制手工業から工場制手工業へ変遷されていった。

特徴 時計製造に特化した独自の都市開発が行われ、居住区とアトリエ区が入り組むように配置。

建造物は日当たりが良いように建物の向きが統一されている。

時計職員のアトリエは建物の最上階に置かれ、大きな窓から自然光を取り入れやすくしている。

建物と建物の間を広く取り歌詞あの延焼を防ぎ日当たりを良くしている。

■カールマルクスが労働の分業について「巨大な工業都市」と表現した。

Wikipedia→ラ・ショー・ド・フォン/ル・ロクル、時計製造都市の都市計画

◯ナンシーのスタニスラス広場、カリエール広場、アリアンス広場

(文)フランス 2005年

登録基準(Ⅰ)(Ⅳ)

場所 フランスの北東部ロレーヌ地方のナンシー。

歴史 18世紀半ばに整備されたナンシーの新市街と旧市街を結ぶ3つの広場。

ロレーヌ公スタニスラス・レシチニスキーの命による都市計画で造られた。

特徴 

スタニスラス広場 バロック様式の市庁舎。裁判所、劇場などの建物が集約。

②カリエール広場  ロレーヌ公

③アリアンス広場  

■※まとめ~他の人にこの世界遺産を説明するならどう説明するか

Wikipedia→ナンシーのスタニスラス広場、カリエール広場、アリアンス広場

◯ヤロスラーヴリの歴史地区

(文)ロシア 2005年

登録基準(Ⅱ)(Ⅳ)

場所

歴史

特徴

■※まとめ~他の人にこの世界遺産を説明するならどう説明するか

Wikipedia→ヤロスラーヴリの歴史地区

◯テルチの歴史地区

(文)チェコ 1992年

登録基準(Ⅰ)(Ⅳ)

場所

歴史

特徴

■※まとめ~他の人にこの世界遺産を説明するならどう説明するか

Wikipedia→テルチの歴史地区

◯アムステルダム中心部:ジンフェルグラフト内部の17世紀の環状運河地区

(文)オランダ 2010年

登録基準(Ⅰ)(Ⅱ)(Ⅳ)

場所

歴史

特徴

■※まとめ~他の人にこの世界遺産を説明するならどう説明するか

Wikipedia→アムステルダム中心部:ジンフェルグラフト内部の17世紀の環状運河地区

■大航海時代関連遺産

◯リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔

(文)ポルトガル 1983年/2008年範囲変更

登録基準(Ⅲ)(Ⅵ)

場所

歴史

特徴

■※まとめ~他の人にこの世界遺産を説明するならどう説明するか

Wikipedia→リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔

◯アゾレス諸島の港町アングラ・ド・エロイズモ

(文)ポルトガル 1983年

登録基準(Ⅳ)(Ⅵ)

場所

歴史

特徴

■※まとめ~他の人にこの世界遺産を説明するならどう説明するか

Wikipedia→アゾレス諸島の港町アングラ・ド・エロイズモ

◯※リヴァプール海商都市 

(文)イギリス 2004年/2012年危機遺産 負の遺産 ※世界遺産リストから削除

登録基準(Ⅱ)(Ⅲ)(Ⅳ)

場所

歴史

特徴

■※まとめ~他の人にこの世界遺産を説明するならどう説明するか

Wikipedia→リヴァプール海商都市

◯海事都市グリニッジ

(文)イギリス 1997年

登録基準(Ⅰ)(Ⅱ)(Ⅳ)(Ⅵ)

場所

歴史

特徴

■※まとめ~他の人にこの世界遺産を説明するならどう説明するか

Wikipedia→海事都市グリニッジ

◯バミューダ諸島:歴史的都市セント・ジョージと関連要塞群

(文)イギリス 2000年

登録基準(Ⅳ)

場所

歴史

特徴

■※まとめ~他の人にこの世界遺産を説明するならどう説明するか

Wikipedia→バミューダ諸島:歴史的都市セント・ジョージと関連要塞群

◯ウィレムスタットの歴史地区:キュラソーにある内陸都市と港

(文)オランダ 1997年

登録基準(Ⅱ)(Ⅳ)(Ⅴ)

場所

歴史

特徴

■※まとめ~他の人にこの世界遺産を説明するならどう説明するか

Wikipedia→ウィレムスタットの歴史地区:キュラソーにある内陸都市と港

◯カセレスの旧市街

(文)スペイン 1986年/2016年範囲変更

登録基準(Ⅲ)(Ⅳ)

場所 スペイン西端。

歴史 新大陸アメリカ発見後に発展した商業都市。

紀元前後に帝政ローマが旧市街地を築く。

8世紀初頭イスラム勢力の支配下に。

15世紀、大航海時代にアメリカ大陸との貿易中継点として発展。

特徴 大航海時代に発展した豪華邸館が多く建ち並ぶ。

ゴルフィネス・デ・アバホ邸:ゴシック・ムデハル様式で建てられた豪華な邸館。

エストレーリャ門:城壁の入り口として新設された。

■大航海時代に貿易中継点として発展したことを覚える。

Wikipedia→カセレスの旧市街

◯サン・クリストバル・デ・ラ・ラグナ

(文)スペイン 1999年

登録基準(Ⅱ)(Ⅳ)

場所 大西洋のアフリカ沖、スペイン領カナリア諸島。アケレ谷の標高550mにある。

歴史 スペインの植民地としては要塞を持たない最初の都市となった。

特徴 後の植民地政策のモデルとなった都市。

1502年にレオナルドダヴィンチが構想したイタリアのイモラの都市計画を、当時の軍政府高官がこの地の都市計画に採用した。

①山の手地区(上の街)→旧市街。 

②下町地区 (下の街)→都市計画によって開発された新街区。

16~18世紀の建造物が多く、水道の設置など公共施設の建設も進んでいた。

■大学都市としても有名。カナリア諸島にあること、後の植民地政策のモデルとなった都市であることがポイント。

Wikipedia→サン・クリストバル・デ・ラ・ラグナ

おわりに

「都市計画/大航海時代関連遺産」については、まずは◯◯◯を抑えておく。そして◯◯◯を覚える。

世界遺産検定の他にも色々なジャンルの記事を書いてますので気になるジャンルがありましたら読んでいただけると幸いです。

これからも生活の役に立つ記事、楽しい記事を少しずつ書いていきたいと思います!

ではではー!

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