【世界遺産】89大学と大学都市/文化的景観/現代都市と近現代建築~アメリカ大陸の世界遺産

こんばんは、みや兄です!12月12日までは世界遺産検定1級合格に向けての勉強シリーズです。

公式テキストである「すべてがわかる世界遺産大事典(上)(下)」を中心に自分の苦手ポイントメモなどを加えていきたいと思います。

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今日は第89回目ということで「89大学と大学都市/文化的景観/現代都市と近現代建築」です

■大学と大学都市

◯メキシコ国立自治大学(UNAM)の中央大学都市キャンパス

(文)メキシコ 2007年

登録基準(Ⅰ)(Ⅱ)(Ⅳ)

場所 メキシコシティにある公立大学

歴史 メキシコ革命後の1949年から1952年にかけての近代化運動の中で建てられた大学の建造物群。

特徴 学部棟や研究所だけでなく、文化センターや博物館、オリンピックスタジアム、スーパー、映画館、放送局など、

一つの街のような大きさがある。

60人以上の建築家やメキシコ壁画運動を牽引した芸術家が、メキシコ先住民文化や芸術、20世紀以降のモダニズムの建築工学や景観設計などを融合させた先駆的な大学都市を作り上げた。

中央図書館にはフアン・オゴルマンによって雨の神トラロックや文明の神ケツアコアトルが描かれ、

ダビド・アルファロ・シケイロスが手掛けた牧師塔やディエゴ・リベラが手掛けたオリンピックスタジアム入り口などが残る。

Wikipedia→メキシコ国立自治大学(UNAM)の中央大学都市キャンパス

◯カラカスの大学都市

(文)ベネズエラ 2000年

登録基準(Ⅰ)(Ⅳ)

場所 カラカスの高台に築かれたベネズエラ大学の施設群。

歴史 1945~1960年にかけて築かれる。大規模な都市開発の一環として新しい大学都市の建設が計画。

特徴 各学部の校舎や研究室、寮、博物館、図書館などを含む大学のキャンパスを総合的にとらえ近代的な計画都市に。

コロニアル建築に影響を受けた鮮やかな色彩が配され、鉄筋コンクリート技術によって彫刻作品のような印象。

計画を任されたのはカルロス・ラウル・ビリャヌエバ

Wikipedia→カラカスの大学都市

◯シャーロットヴィルのモンティチェロとヴァージニア大学

(文)アメリカ 1987年/2015年範囲変更

登録基準(Ⅰ)(Ⅳ)(Ⅵ)

場所 アメリカ東部ヴァージニア州中部。

歴史 トマス・ジェファソンが自ら設計した私邸と、1825年に開校した大学。

特徴 モンティチェロは白いドームを持つ赤レンガ造りの大きな邸宅。

ヴァージニア大学はジェファソンが理想の教育理念の実現を目指し設立。

ローマのパンテオンをイメージさせる「ロトンダ」が特徴。

Wikipedia→シャーロットヴィルのモンティチェロとヴァージニア大学

■文化的景観

◯ビニャーレス渓谷

(文)キューバ 1999年 文化的景観

登録基準(Ⅳ)

場所 キューバ最西部、オルガノス山脈に位置。

歴史 タバコ葉の産地として有名。

特徴 伝統的な農業と美しい自然が共存するカルスト台地のくぼ地。

渓谷のところどころに「モゴーテ(断崖)」と呼ばれる特徴的な石灰岩の岩山が点在。

植民地時代にはプランテーションでの奴隷労働から逃れた奴隷が隠れ家として使った

Wikipedia→ビニャーレス渓谷

◯キューバ南東部におけるコーヒー農園発祥地の景観

(文)キューバ 2000年 文化的景観

登録基準(Ⅲ)(Ⅳ)

場所 キューバ南東部のコーヒー農園発祥地

歴史 スペインの植民地だった19世紀に造られたキューバで初めてのコーヒー農園の跡。

特徴 現在は農園主の屋敷跡や農園跡地が点在。

コーヒー農園は20世紀まで続けられたが伝統的手法による生産は新手法との競争に勝てずやがて衰退した。

Wikipedia→キューバ南東部におけるコーヒー農園発祥地の景観

◯コロンビアのコーヒー農園の文化的景観

(文)コロンビア 2011年 文化的景観

登録基準(Ⅴ)(Ⅵ)

場所 コロンビア西部コルディエーラ・デ・ロス・アンデス山脈中西部の山麓。

歴史 山麓部に点在する都市は100年を超えるコーヒー農園の伝統を表している。

特徴 コーヒー農園が広がる傾斜面の頂上にスペインの影響を受けた市街地がある。

18の都市と6カ所の農業地帯がコーヒー農園において受け継がれてきたコーヒー豆生産方式を代表する文化的景観として登録。

Wikipedia→コロンビアのコーヒー農園の文化的景観

◯リュウゼツランの景観とテキーラ村の古式産業施設群

(文)メキシコ 2006年 文化的景観

登録基準(Ⅱ)(Ⅳ)(Ⅴ)(Ⅵ)

場所 メキシコ中西部のテキーラ地方

歴史 16世紀に入植したスペイン人によって蒸留製法によるテキーラの大量生産がはじめられる。

特徴 18世紀に建てられたテキーラの蒸留施設が残る。

テキーラの原材料はリュウゼツラン

2~9世紀に栄えた先住民のテウチトラン文化のグアチモントネス遺跡なども世界遺産に登録されている。

Wikipedia→リュウゼツランの景観とテキーラ村の古式産業遺産群

◯フライ・ベントスの産業景観

(文)ウルグアイ 2015年 文化的景観

登録基準(Ⅱ)(Ⅳ)

場所 フライ・ベントスの街の西側を流れるウルグアイ川に突き出た

歴史 街は1859年に設立された食肉処理工場の発展と共に形成。

特徴 食肉産業におけるすべての過程を表している。

Wikipedia→フライ・ベントスの産業景観

◯リオデジャネイロ:山と海に囲まれたカリオカの景観

(文)ブラジル 2012年 文化的景観

登録基準(Ⅴ)(Ⅵ)

場所 ブラジル南東部

歴史 18世紀に金の積出港として栄える。1960年にブラジリアに移るまで首都であった。

特徴 急峻な山とコパカバーナイパネマに代表される海岸に挟まれた独特な都市景観。

コルコバードの丘にはブラジル独立100周年「コルコバードのキリスト像」

Wikipedia→リオデジャネイロ:山と海に囲まれたカリオカの景観

◯ケブラータ・デ・ウマウアカ

(文)アルゼンチン 2003年 文化的景観

登録基準(Ⅱ)(Ⅳ)(Ⅴ)

場所 アルゼンチンの北西端 

歴史 先史時代の狩猟採集民の集落。15~16世紀のインカ帝国のプカラと呼ばれる要塞集落など。

特徴 グランデ川の浸食作用が生み出した南北全長155kmほどの渓谷

高地のツンドラ地帯から蒸し暑い気候のフライ気候までの範囲。

Wikipedia→ケブラータ・デ・ウマウアカ

◯オアハカの中部渓谷にあるヤグルとミトラの先史洞窟

(文)メキシコ 2010年 文化的景観

登録基準(Ⅲ)

場所 オアハカ州の亜熱帯地域中部トラコルラ渓谷の北側斜面。

歴史 北米大陸における植物栽培の起源であるヤグルとミトラの先史洞窟の文化的景観。

人間と自然の共生とメソアメリカ文明の夜明けを今に伝えている。

遊牧狩猟民族が農耕定住民族へと移行していったことを示す岩絵などの考古学的証拠。

特徴 ヤグル遺跡とマルティネス遺跡の考古遺跡群。先史時代の洞窟と岩穴式住居群。

ギラ・ナキツ洞窟からは1万年前のウリ科の植物の種が見つかっている。

Wikipedia→オアハカの中部渓谷にあるヤグルとミトラの先史洞窟

◯ライティング・オン・ストーン/アイシナイピ

(文)カナダ 2019年 文化的景観

登録基準(Ⅲ)

場所 北米のグレートプレーンズの北端に位置する州立公園。

グレートプレーンズはロッキー山脈東側とプレーリーの間に南北に広がる台地上の大平原。

歴史 紀元前4000年から20世紀に至るまでのロックアートが残る。

特徴 「アイシナイピ」はブラックフット族の言葉で「描かれた/書かれた」という意味。

フードゥーズと呼ばれる浸食作用によって削りだされた円柱状の岩が特徴的。

Wikipedia→ライティング・オン・ストーン/アイシナイピ

◯グラン・プレの景観

(文)カナダ 2012年 文化的景観

登録基準(Ⅴ)(Ⅵ)

場所 カナダ東部ノヴァスコシア州のミナス盆地に位置。

歴史 アカディアン人(フランス人入植者)により17世紀から農業開発が始まる。

1755年に始まるフレンチ・インディアン戦争を経てアカディアン人が国外追放された歴史も。

特徴 堤防とアボワトーと呼ばれる独自水門を駆使した農地開発の歴史。

平均11.6mに及ぶ干満差を持つ干拓農地と遺跡群。

世界遺産オンラインガイド→グラン・プレの景観

◯ピマチオウィン・アキ

()カナダ 2018年 文化的景観

登録基準(Ⅲ)(Ⅵ)(Ⅸ)

場所 カナダ中部マニトバ州マニトバ湖東岸からオンタリオ州に広がる広大な自然。

歴史 カナダ初の複合遺産。アニシナアベ族が狩猟や漁猟、採集などを行いながら自然と共存してきた。

特徴 形成する川の源流にある「ピマチオウィン・アキ」は先住民アニシナアベ族の言葉で「命を与えてくれる土地」

自然からの贈り物を大切にし、あらゆる姿をした命を尊重し、他者と調和の取れた関係を続けていくという彼らの伝統的な生活

「ジガナウェンダマン・ギダイギイミナアン(土地を守る)」と呼ばれる。

アニシナアベ族は世界遺産登録に際し、「自分たちは自然と調和しながら伝統的な生活を送っている」とし、

複合遺産といいながら文化と自然を別々に評価することに疑問を呈した

世界遺産オンラインガイド→ピマチオウィン・アキ

◯パラチーとグランジ島:文化と生物多様性

()ブラジル 2019年 文化的景観

登録基準(Ⅴ)(Ⅹ)

場所 リオデジャネイロ州の最南端最西端の都市

歴史 17世紀後半パラチーの港は金がヨーロッパに運び出され、鉱山で働くためのアフリカ系黒人奴隷の入り口でもあった。

特徴 植民地都市としての景観と生物多様性の景観。

パラチーの歴史地区とヴィラ・ヴェーリャの丘、ボカイナ山脈国立公園、カイルス環境保護地域、グランジ島州立公園、プライア・ド・スル生物保護区の6つのエリアからなる。

世界遺産オンラインガイド→パラチーとグランジ島:文化と生物多様性

◯パパハナウモクアケア

()アメリカ 2010年 文化的景観

登録基準(Ⅲ)(Ⅵ)(Ⅷ)(Ⅸ)(Ⅹ)

場所 ハワイ諸島の北西250~1931kmという広大な範囲に連なる小島と環礁の集合体。

歴史 ハワイの先住民が受け継いできた環境で自然と人間の共生を示している。

特徴 ニホアマクマナマナの2つの島には考古学的に重要な西欧化以前の定住跡が残り、

大海原、海底火山、サンゴ礁を含む浅瀬などの周囲の環境に対応して生活が営まれたことがわかる。

Wikipedia→パパハナウモクアケア

■現代都市と近現代建築

◯ブラジリア

(文)ブラジル 1987年

登録基準(Ⅰ)(Ⅳ)

場所 標高約1000mのブラジル高原に築かれた計画都市。現在のブラジルの首都。

歴史 1960年に造られた人工的、計画的に機能美を追求した都市。ジュセリーノ・クビチェック・デ・オリヴェイラ大統領により計画。

設計の中心はオスカー・ニーマイヤー。建築家ルシオ・コスタの「パイロット・プラン」が採用。

特徴 ブラジリアは全体像が十字架型の平面からなり、「飛行機」や「弓と矢」などと形容される。

「飛行機」の機首に当たる部分に「三権広場」が配置。胴体に一直線の緑地帯や商業・文化の中心的建物、

翼部分にホテルや住宅街が造られた。

都市の中心には4000人収容可能な円形広間を持つブラジリア大聖堂がある。キリストのいばらの冠を模したような特徴的な形状。

Wikipedia→ブラジリア

◯パンプーリャの近代建造物群

(文)ブラジル 2016年 文化的景観

登録基準(Ⅰ)(Ⅱ)(Ⅳ)

場所 ミナスジェライス州都ベロオリゾンテにある人造湖のパンプーリャ湖一帯。

歴史 1940年に始まった庭園都市計画の中心的な建造物群が残る。

特徴 コンクリート建築の可能性を追求。大胆な形状に、建築とデザイン、彫刻や絵画が調和。

伝統文化や気候風土が近代建築にうまく取り込まれている。

建築家オスカー・ニーマイヤーが革新的なアーティスト達と協力し設計。

ヨットクラブやサンフランシスコデ・アシス教会、パンプーリャ美術館、文化娯楽施設のカーサ・ド・バイリなど。

Wikipedia→パンプーリャの近代建造物群

◯フランク・ロイド・ライドの20世紀の建築

(文)アメリカ 2019年

登録基準(Ⅱ)

場所 アメリカ国内に点在する8つの建築物

歴史 20世紀前半に設計されたフランク・ロイド・ライトが設計した建築物。

特徴 彼が提唱した「有機的建築」の概念をはっきりと示している。有機的建築は建築物が自然と調和を図ること。

彼が確立した水平ラインを強調するプレイリースタイル(草原様式)。ル・コルビジェの「機能主義」とは対立する概念。

彼の建築群は自然の造形や原理に基づいているといえる。20世紀の近代建築のデザインの発展の中で重要な役割を果たした。

フランク・ロイド・ライトはクイズによく出る近代建築四大巨匠のひとり。

Wikipedia→フランク・ロイド・ライドの20世紀の建築

◯ルイス・バラガン邸と仕事場

(文)メキシコ 2004年

登録基準(Ⅰ)(Ⅱ)

場所 メキシコシティ郊外にある。

歴史 1948年にメキシコ建築界の巨匠ルイス・バラガン自らが設計し建てた彼の住居兼仕事場

特徴 建物はコンクリート造りの3階建て。外観は周囲との調和を意識し簡素な造り。屋内は独創的な工夫とデザイン。

建物にメキシコの強い陽光を繊細に計算して取り入れた点も特徴的。

Wikipedia→ルイス・バラガン邸と仕事場

おわりに

「大学と大学都市/文化的景観/現代都市と近現代建築」については、大学と大学都市は3つだけなので気合で覚える(主観)。文化的景観は分亜k的景観を認められたことについてを抑えておく。そして現代都市と近現代建築では人名及びその建築の特徴を覚えるようにしたい。

世界遺産検定の他にも色々なジャンルの記事を書いてますので気になるジャンルがありましたら読んでいただけると幸いです。

これからも生活の役に立つ記事、楽しい記事を少しずつ書いていきたいと思います!

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