【世界遺産】40文化的景観②~アジアの世界遺産

こんばんは、みや兄です!12月12日までは世界遺産検定1級合格に向けての勉強シリーズです。

公式テキストである「すべてがわかる世界遺産大事典(上)(下)」を中心に自分の苦手ポイントメモなどを加えていきたいと思います。

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今日は第40回目ということで「40文化的景観②」です

■文化的景観②

◯フィリピンのコルディエーラの棚田群

(文)フィリピン 1995年 文化的景観

登録基準(Ⅲ)(Ⅳ)(Ⅴ)

場所 フィリピンのルソン島北部。標高1,000~2,000mの斜面に広がる。

世界遺産に登録されているのはバナウエ、マヨヤオ、キアンガン、ハンドゥアンの4地域。

歴史 2,000年に渡って口承によって受け継がれてきた棚田。

特徴 勾配が急で耕作地も狭いため水牛を使うことはあるが現在もほとんどが人力で作業が行われている。

■少数民族イフガオ族。現在もほとんど人力、山岳地帯における持続可能な農業を表現。棚田。

Wikipedia→フィリピンのコルディエーラの棚田群

◯紅河ハニ族棚田群の文化的景観

(文)中国 2013年 文化的景観

登録基準(Ⅲ)(Ⅴ)

場所 中国南部、ベトナムとの国境付近。紅河沿いのきつい斜面。

歴史 1,300年に渡って赤米を作る棚田と伝統的な生活を守り続けてきた。

特徴 少数民族ハニ族による森林や水系といった自然環境を利用した独自の灌漑システムをもつ棚田群。

■世界遺産に登録されたのは世界最大規模で166㎢に及ぶ。

Wikipedia→紅河ハニ族棚田群の文化的景観

◯オリーヴとワインの土地ーバッティールの丘:南エルサレムの文化的景観

(文)パレスチナ 2014年/2014年危機遺産 文化的景観

登録基準(Ⅳ)(Ⅴ)

場所 エルサレムから南西7kmの地点。北のナブルスと南のヘブロンの間の中央高地。

イスラエルがヨルダン川西岸で分離壁の設置計画地区にある。

歴史 緊急的登録推薦「不登録勧告」から逆転で世界遺産登録され、危機遺産にも記載される。

特徴 ウィディアンと呼ばれる農地の広がる渓谷の連なりからなる石積みで囲まれた耕作地。

■パレスチナの世界遺産はすべて緊急的登録推薦で登録されている。

Wikipedia→オリーヴとワインの土地ーバッティールの丘:南エルサレムの文化的景観

◯チャン・アンの景観関連遺産

()ベトナム 2014年/2016年範囲変更 文化的景観

登録基準(Ⅴ)(Ⅶ)(Ⅷ)

場所 ベトナム北部、紅河デルタ地帯の南縁に位置。

歴史 3万年以上の年月をかけて様々な気候や環境の変化に対応してきた人類の活動の考古学的証拠が明らかに。

特徴 山や鍾乳洞からなる石灰岩のカルスト地形。度々洪水となる平坦な谷底を持つ渓谷が連なるろ切り立った崖で縁取られている。

■複合遺産。10~11世紀のベトナムの古都ホア・ルーも含まれる。

Wikipedia→チャン・アンの景観関連遺産

◯メイマンドの文化的景観

(文)イラン 2015年 文化的景観

登録基準(Ⅴ)

場所 イラン中央山脈の南端にある渓谷の外れに位置。

歴史 定住と移動を繰り返しながら生活を送る遊牧民の生活様式。

特徴 家畜ではなく人が移動する独自の生活様式。

■半乾燥地帯で自給自足を送る村落地域。渓谷にある洞窟住居は柔岩(カルマール)を削ったもの。

Wikipedia→メイマンドの文化的景観

◯グレート・ブルカン・カルドゥン山と周辺の聖なる景観

(文)モンゴル 2015年 文化的景観

登録基準(Ⅳ)(Ⅵ)

場所 モンゴルの北東部。中央アジアのステップとシベリアのタイガが接する場所。

歴史 この地における宗教的儀礼は古代シャーマニズムと仏教の融合の中で形作られた。

特徴 聖なる山岳や川、オボーと呼ばれるシャーマニズム的な石塚に対する崇拝と関連がある。

チンギス・ハンが生まれ没した地であると信じられている。

Wikipedia→グレート・ブルカン・カルドゥン山と周辺の聖なる景観

◯オルホン渓谷の文化的景観

(文)モンゴル 2004年 文化的景観

登録基準(Ⅱ)(Ⅲ)(Ⅳ)

場所 モンゴル高原を流れるオルホン川の流域。

歴史  2,000年以上にわたる遊牧民の歴史を伝える数多くの遺跡が点在。

特徴 モンゴル帝国の首都カラコルムの遺跡など多数の遺跡。

1889年にホショー・ツァイダム遺跡で発見された「オルホン碑文」。漢字を除くと「かな」と並ぶ古い歴史。

■自然と調和した遊牧民族の生活を伝える景観。

Wikipedia→オルホン渓谷の文化的景観

◯アル・アハサ・オアシス:進化する文化的景観

(文)サウジアラビア 2018年

登録基準(Ⅲ)(Ⅳ)(Ⅴ)

場所 アラビア半島北部に位置。

歴史 今なお1,000年以上に渡り有機的に進化する文化的景観。10世紀からはイスラム教カルマト派の拠点となった。

最初期の定住跡では新石器時代のものが見つかっている。

特徴 庭園や運河、噴水、井戸、灌漑用の湖、歴史的建造物や都市構造、考古遺跡からなる。

■250万本ものナツメヤシが生育する世界最大のオアシス。アラビア半島東部の中心地として隊商交易路に組み込まれた。

世界遺産オンラインガイド→アル・アハサ・オアシス:進化する文化的景観

◯チャムパーサックの文化的景観にあるワット・プーと関連古代遺跡群

(文)ラオス 2001年 文化的景観

登録基準(Ⅲ)(Ⅳ)(Ⅵ)

場所 ラオス南部のチャムパーサック平原。

歴史 5世紀~15世紀にかけてクメール人築いた信仰を集めた聖山と寺院。

特徴 カオ山(プー・カオ)を神の宿る地として崇めており、その中腹にワット・プーを建設、平原に都市を築いた。

■その一帯が文化的景観の広がる地域として登録された。

Wikipedia→チャムパーサックの文化的景観にあるワット・プーと関連古代遺跡群

◯盧山国立公園

(文)中国 1996年

登録基準(Ⅱ)(Ⅲ)(Ⅳ)(Ⅵ)

場所 長江流域の南岸。m

歴史 4世紀後半に創建された東林寺は来日前の鑑真も訪れた。20世紀前半には毛沢東が「廬山会議」を行った。  

特徴 標高1,474mの漢陽峰を中心に171もの峰々、森林、湖、断崖絶壁などが見られる景勝地。

■理想郷として知られた山紫水明の地。この地で李白、杜甫、白居易などが訪れ山水詩を詠んだ。

朱子学を興した朱熹が再建した白鹿洞書院

Wikipedia→盧山国立公園

◯五台山

(文)中国 2009年 文化的景観

登録基準(Ⅱ)(Ⅲ)(Ⅳ)(Ⅵ)

場所 山西省にある。

歴史 中国において最も早く仏教寺院が建立された地の一つ。

特徴 切り立った斜面と丸くはげた5つの山頂によって稜線が形成される。

■5つの山頂で形成された文殊菩薩の聖地。自然豊かな山中に53もの寺院がある。

Wikipedia→五台山

◯聖山スレイマン・トー

(文)キルギス 2009年 文化的景観

登録基準(Ⅲ)(Ⅵ)

場所 キルギス初の世界遺産。

歴史 5つの峰の山腹には古代の耕作跡地、数多くの岩面が刻まれた洞窟群、16世紀に再建されたモスクが残る。

特徴 フェルガナ渓谷の景観でひときわ目立つ特徴的な形。

■民間信仰とイスラム教信仰が混在。中央アジアの聖山の典型ともいえる。

Wikipedia→聖山スレイマン・トー

◯カディーシャ渓谷(聖なる谷)と神の杉の森(ホルシュ・アルツ・エルラブ)

(文)レバノン 1998年 文化的景観

登録基準(Ⅲ)(Ⅳ)

場所 レバノン北部、レバノン山脈のカディーシャ渓谷。

歴史 古代にこの地域を支配していたフェニキア人はこの地でガレー船を造り全地中海を支配した。

特徴 レバノンスギの数少ない群生地。レバノン杉は現在は国内全体で1,200本ほどしか残っていない。

■ネストリウス派やマロン派などの教会も残る。

Wikipedia→カディーシャ渓谷(聖なる谷)と神の杉の森(ホルシュ・アルツ・エルラブ)

おわりに

「文化的景観②」については、文化的景観の遺産全体に言えるのが、どの部分が文化的景観として認められたかを意識して覚える。

世界遺産検定の他にも色々なジャンルの記事を書いてますので気になるジャンルがありましたら読んでいただけると幸いです。

これからも生活の役に立つ記事、楽しい記事を少しずつ書いていきたいと思います!

ではではー!

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