【世界遺産】49時間目 文化的景観~アフリカの世界遺産

こんばんは、みや兄です!世界遺産検定1級合格に向けての勉強シリーズです。

公式テキストである「すべてがわかる世界遺産大事典(上)(下)」を中心に自分の苦手ポイントメモなどを加えていきたいと思います。

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今日は49時間目ということで「49文化的景観」です

■文化的景観

◯リヒターズフェルドの文化的及び植物学的景観

(文)南アフリカ 2007年 文化的景観

登録基準(Ⅳ)(Ⅴ)

場所歴史特徴

■南アフリカ西部のリヒターズフェルド。ナマ族が暮らす地域。

イグサで編んだ簡易式の住居(ハル・オム)なども含まれる。

動物の固有種も多くリヒターズフェルド共同体管理地区として守られている地域が世界遺産に登録された。

Wikipedia→リヒターズフェルドの文化的及び植物学的景観

◯マトボの丘群

(文)ジンバブエ 2003年 文化的景観

登録基準(Ⅲ)(Ⅴ)(Ⅵ)

場所

歴史

特徴

■マトボ丘陵には巨大な奇岩が点在。

岩窟や洞窟にはサン族が描いたとされる動物などの壁画も残る。

Wikipedia→マトボの丘群

◯コマニの文化的景観

(文)南アフリカ 2017年 文化的景観

登録基準(Ⅴ)(Ⅵ)

場所

歴史

特徴

■南アフリカの北部、ボツワナとナミビアの国境にある。

カラハリ・ゲムスボック国立公園を含んでいる。

遊牧民であったサン族の文化と、厳しい砂漠環境に適応することを可能にした戦略とのかかわりが深い。

Wikipedia→コマニの文化的景観

◯クタマク:バタマリバ人の土地

(文)トーゴ 2004年 文化的景観

登録基準(Ⅴ)(Ⅵ)

場所

歴史

特徴

■16世紀頃に集落が形成された「クタマク:バタマリバ人の土地」

タキエンタと呼ばれる泥で築かれた2階建ての塔状住居。

Wikipedia→クタマク:バタマリバ人の土地

◯ル・モルヌの文化的景観

(文)モーリシャス 2008年/2011年範囲変更 文化的景観 負の遺産

登録基準(Ⅲ)(Ⅵ)

場所

歴史

特徴

■逃亡奴隷をマルーンということからモーリシャスは「マルーン共和国」と呼ばれていた。

モーリシャスは東方奴隷貿易の奴隷船が立ち寄る港として発展。

Wikipedia→ル・モルヌの文化的景観

◯スクルの文化的景観

(文)ナイジェリア 1999年 文化的景観

登録基準(Ⅰ)(Ⅱ)(Ⅲ)(Ⅳ)(Ⅴ)(Ⅵ)(Ⅶ)(Ⅷ)(Ⅸ)(Ⅹ)

場所

歴史

特徴

■古くから製鉄が盛んだったと考えられる地域。

ヒデと呼ばれる主張の指導のもとに繁栄。

Wikipedia→スクルの文化的景観

◯アンブヒマンガの丘の王領地

(文)マダガスカル 2001年 文化的景観

登録基準(Ⅰ)(Ⅱ)(Ⅲ)(Ⅳ)(Ⅴ)(Ⅵ)(Ⅶ)(Ⅷ)(Ⅸ)(Ⅹ)

場所

歴史

特徴

■15~16世紀頃に島を初めて統一したメリナ族の聖都。

Wikipedia→アンブヒマンガの丘の王領地

◯オスン-オソボの聖林

(文)ナイジェリア 2005年 文化的景観

登録基準(Ⅱ)(Ⅲ)(Ⅵ)

場所

歴史

特徴

■オスン川沿いの密林地帯。

ヨルバ族の神様の一つ豊穣の女神オスンの住みかとされている。

森林内部に5カ所の聖域。オブジェのような祭壇が全部で50カ所発見された。

Wikipedia→オスン-オソボの聖林

◯マプングブエの文化的景観

(文)南アフリカ 2003年/2014年範囲変更 文化的景観

登録基準(Ⅱ)(Ⅲ)(Ⅳ)(Ⅴ)

場所

歴史

特徴

■聖なる山が見下ろす交易都市。

マプングブエ王国が輸出していた象牙や金、インドや中国から輸入していた磁器やガラス玉などの交易品が多数出土。

Wikipedia→マプングブエの文化的景観

◯ロペ-オカンダの生態系と残存する文化的景観

()ガボン 2007年 文化的景観

登録基準(Ⅰ)(Ⅱ)(Ⅲ)(Ⅳ)(Ⅴ)(Ⅵ)(Ⅶ)(Ⅷ)(Ⅸ)(Ⅹ)

場所

歴史

特徴

■ガボン中央部、熱帯雨林とサバンナの異なる自然環境を持つ地域。

多種多様の動植物

オゴウェ川沿いにある一帯がバンツー族などの多くの民族にとって沿岸部と内陸部を結ぶ要所だった。

Wikipedia→ロペ-オカンダの生態系と残存する文化的景観

◯ミジケンダ諸族のカヤ聖域森林

(文)ケニア 2008年 文化的景観

登録基準(Ⅲ)(Ⅴ)(Ⅵ)

場所

歴史

特徴

■ケニア南東、インド洋に面する森林地区。

カヤと呼ばれる円形の集落が10カ所に渡り点在。

Wikipedia→ミジケンダ諸族のカヤ聖域森林

◯サルーム・デルタ

(文)セネガル 2011年 文化的景観

登録基準(Ⅲ)(Ⅳ)(Ⅴ)

場所

歴史

特徴

■3本の河川の支流で形成された地域。200を超える小島、マングローブ林、乾燥林、汽水性の河川が存在。

文化遺産登録はバオバブ林のなかに貝でできた218個もの貝塚が存在しているため。

そのうち28個の墳丘の上の埋葬地の内部からは考古学的に価値の高い工芸品も発見されている。

Wikipedia→サルーム・デルタ

◯バッサーリ地方:バッサーリ族とフラ族、ベディク族の文化的景観

(文)セネガル 2012年 文化的景観

登録基準(Ⅲ)(Ⅴ)(Ⅵ)

場所

歴史

特徴

■3地区で構成。バッサーリ族のサレマタ地区、ベティク族のバンダファシ地区、フラ族のダンデフェロ地区。

地形的に異なる各地区の自然環境にあわせた食糧生産とそれに基づく文化を発展させてきた。

Wikipedia→バッサーリ地方:バッサーリ族とフラ族、ベディク族の文化的景

◯コンソの文化的景観

(文)エチオピア 2011年 文化的景観

登録基準(Ⅲ)(Ⅴ)

場所

歴史

特徴

■石の壁に囲まれたテラスと要塞化された集落が分布。木製の彫像が数多く残る。

21世代400年以上にわたって乾燥した厳しい気候に適応してきた人々の文化などを現代に伝えている。

Wikipedia→コンソの文化的景観

おわりに

「文化的景観」については、どのような地域や気候でどんな文化を形成したか、作り上げた民族は何族かなどを覚えておく。

世界遺産検定の他にも色々なジャンルの記事を書いてますので気になるジャンルがありましたら読んでいただけると幸いです。

これからも生活の役に立つ記事、楽しい記事を少しずつ書いていきたいと思います!

ではではー!

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