【世界遺産】54複合遺産/自然の景観美/地球生成の歴史/生物多様性~オセアニアの世界遺産

こんばんは、みや兄です!12月12日までは世界遺産検定1級合格に向けての勉強シリーズです。

公式テキストである「すべてがわかる世界遺産大事典(上)(下)」を中心に自分の苦手ポイントメモなどを加えていきたいと思います。

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今日は第54回目ということで「54複合遺産/自然の景観美/地球生成の歴史/生物多様性」です

■複合遺産

◯タスマニア原生地帯

(複)オーストラリア 1982年/2010、2012、2013年範囲変更1989年範囲拡大

登録基準(Ⅲ)(Ⅳ)(Ⅵ)(Ⅶ)(Ⅷ)(Ⅸ)(Ⅹ)

場所 オーストラリア大陸の南に浮かぶタスマニア島。

歴史特徴

■太古の姿を保った植物や独自の進化を遂げた動物が見られる。

5つの国立公園が連なる、島南西部のエリアがタスマニア原生林として世界遺産として登録。

氷河地形はクレイドル・マウンテン・セント・クレア・レイク国立公園一帯に見られる。

タスマニア島はかつてゴンドワナ大陸の一部でオーストラリアとは陸続きだったと考えられる。

19世紀までタスマニア・アボリジニが石器時代と同様の狩猟採集生活を営んでいた。

島内には岩絵が残り、ステンシルと呼ばれる技法で製作されたもの。

単孔類がのカモノハシ、有袋類のタスマニアデビルなどの動物が見られる。

Wikipedia→タスマニア原生地帯

◯ウィランドラ湖地域

(複)オーストラリア 1981年

登録基準(Ⅲ)(Ⅷ)

場所 オーストラリア大陸の南部

歴史

特徴

■現在カンガルーやエミューが生息しているウィランドラ湖一帯ではホモ・サピエンス・サピエンス(新人)の骨が発見。

ウィランドラ湖は現在は砂漠。

1968年におよそ2万6000年前に火葬された女性の骨が発見された。

アボリジニが暮らしていたと考えられており岩面画の後も残る。

Wikipedia→ウィランドラ湖地域

◯カカドゥ国立公園

(複)オーストラリア 1981年/2011年範囲変更/1987、1992年範囲拡大

登録基準(Ⅰ)(Ⅵ)(Ⅶ)(Ⅸ)(Ⅹ)

場所 オーストラリアの北部。

歴史

特徴

■多くの野生動植物が見られるオーストラリア最大の国立公園

この一帯にはアボリジニが居住しており、ウルル・カタ・ジュダ国立公園と同様にオーストラリア政府が所有権を借りて運営する形がとられている。

アボリジニの生活や宗教、伝説などが描かれた岩面画は貴重な史料とされている。

動物や人間の絵に骨格と内臓を描きこんだ「X線画法」というこの地のアボリジニ独特のもの。

公園東部のウビルやノーランジー・ロックにある岩面画は保存状態が良い。

Wikipedia→カカドゥ国立公園

◯ロック・アイランドの南部ラグーン

(複)パラオ 2012年

登録基準(Ⅲ)(Ⅴ)(Ⅶ)(Ⅸ)(Ⅹ)

場所 ミクロネシア地域

歴史

特徴

■美しい海に広がる海域。火山活動によってつくられた445もの無人の島やサンゴ礁など。

植物や鳥類、海洋生物の生態系や生物多様性が評価された。

湖も特徴。52の湖は多様な水生生物の宝庫。

そのうちの一つ「ジェリーフィッシュ・レイク」は毒性の低いタコクラゲの生息地。

17~18世紀頃に無人島になり集落の跡に壁画などが残されている。

Wikipedia→ロック・アイランドの南部ラグーン

■自然の景観美

◯グレートバリアリーフ

(自)オーストラリア 1981年

登録基準(Ⅶ)(Ⅷ)(Ⅸ)(Ⅹ)

場所 オーストラリア北東の海岸

歴史

特徴

世界最大のサンゴ礁。地球の歴史を知る上で重要なもの。多くの海洋生物の安住の地に。

サンゴ礁は0.5~10mmのポリプという構造をもった造礁サンゴの集合体。

サンゴはイソギンチャクなどどと同じ刺胞動物に属している。

グレートバリアリーフのサンゴは約半数にまで減少してしまった。

Wikipedia→グレートバリアリーフ

◯テ・ワヒポウナム

(自)ニュージーランド 1990年

登録基準(Ⅶ)(Ⅷ)(Ⅸ)(Ⅹ)

場所 ニュージーランド南島の南西部。

歴史

特徴

■氷河作用と地殻変動によって生まれた多彩な姿を見せる景観が特徴。

ニュージーランド南島のフィヨルドランド、アオラキ/マウント・クック、ウェストランド、マウント・アスパイアリングという4つの国立公園と周辺の地域が世界遺産に登録されている地域。

タスマン海に面したミルフォード・サウンドなどのフィヨルドなどのフィヨルドはサザン・アルプスから流れ出た氷河が谷を削りそこに海水が入って入り江になったもの。

この地域に生息する哺乳類は2種類のみで鳥類が繁栄。クイナ科の飛べないタカヘなどの絶滅危惧種の固有種が生息。

Wikipedia→テ・ワヒポウナム

◯パーヌルル国立公園

(自)オーストラリア 2003年

登録基準(Ⅶ)(Ⅷ)

場所 オーストラリア北西部。

歴史

特徴

■奇岩の宝庫。公園中央のバングル・バングルは約3億5000万年前に川底に堆積した砂岩が浸食と風化によってミツバチの巣状や円錐型の奇岩となったもの。

Wikipedia→パーヌルル国立公園

◯ロード・ハウ群島

(自)オーストラリア 1982年

登録基準(Ⅶ)(Ⅹ)

場所

歴史

特徴

■大小28の島からなる。海底火山が隆起して誕生。

飛べない鳥のロードハウクイナなどここでしか見られない動植物。

Wikipedia→ロード・ハウ群島

◯フェニックス諸島保護地域

(自)キリバス 2010年

登録基準(Ⅶ)(Ⅸ)

場所

歴史

特徴

■キリバス初の世界遺産。海洋保護地域としては世界最大の規模

フェニックス諸島の海底には活火山ではない14の海山があり、多くの深海生物が見られる。

Wikipedia→フェニックス諸島保護地域

■地球生成の歴史

◯フレーザー島

(自)オーストラリア 1992年

登録基準(Ⅵ)(Ⅶ)(Ⅷ)(Ⅸ)

場所 オーストラリアの東海岸、南北120kmに広がる世界最大の砂の島。

歴史

特徴

グレートディバインディング山脈で風化によって削られた砂が堆積し誕生。

オーストラリアの先住民バジャラがこの地に定住した。

1836年にエリザ・フレーザーという女性がこの島について話したことがきっかけでヨーロッパ人にも知られるようになった。

Wikipedia→フレーザー島

◯オーストラリアのゴンドワナ雨林

(自)オーストラリア 1986年/1994年範囲拡大

登録基準(Ⅷ)(Ⅸ)(Ⅹ)

場所 オーストラリア中東部のクイーンズランド州とニューサウスウェールズ州の一部。

歴史

特徴

■多くの保護区からなる多雨林地帯。

コアラ、カンガルー、パルマヤブワラビーなどの希少動物が生息。

ナンキョクブナなどの太古の森林を残す。

Wikipedia→オーストラリアのゴンドワナ雨林

◯オーストラリアの哺乳類の化石保存地区

(自)オーストラリア 1994年

登録基準(Ⅷ)(Ⅸ)

場所 オーストラリア南部のナラクーアトと北部のリヴァーズレー

歴史

特徴

■ナラクーアト付近の洞窟で完全な骨格を残したティラコレオ(フクロライオン)の化石が発見された。

有袋類のステルヌス・オクシデンタリスの完全な骨格も発見された。

リヴァーズレーではゴンドワナ大陸に生息していたとされる100種類以上の動物の化石が見つかった。

Wikipedia→オーストラリアの哺乳類の化石保存地区

◯マックォーリー島

(自)オーストラリア 1997年

登録基準(Ⅶ)(Ⅷ)

場所 オーストラリア大陸と南極大陸のほぼ中間点にある島。

歴史

特徴

■プレートテクトニクス論を証明している島。

インド・オーストラリアプレートと太平洋プレートの衝突で隆起し誕生。

地球内部の地殻と核との間の層であるマントルが噴出した玄武岩が海面から露出している部分がある。

無人の島にはオットセイなどの海洋哺乳類や4種類のペンギン、固有種のロイヤルペンギンなどが生息。

Wikipedia→マックォーリー島

■生物多様性

◯ブルー・マウンテンズ地域

(自)オーストラリア 2000年

登録基準(Ⅸ)(Ⅹ)

場所 オーストラリア南東部の山岳地帯。

歴史

特徴

■標高1300m級の砂岩の峰々が連なる山岳地帯。

森林地帯が広がり全世界の役13%に相当するユーカリが生息。

ブルーマウンテンズなど7つの国立公園とジェノラン・ケーヴズ・カルスト保護区からなる。

1994年に1億年以上前の植物とされるウォレミマツが発見された。

Wikipedia→ブルー・マウンテンズ地域

◯東レンネル

(自)ソロモン諸島 1998年/2013年危機遺産

登録基準(Ⅸ)

場所 ソロモン諸島の最南端。レンネル島東部

歴史

特徴

■固有種の生物が多数生息する地域。

レンネル島は環状のサンゴ礁が隆起して生まれた。海水で浸食されたカルスト地形。

東レンネルには島の総面積の約5分の1を占めるテガノ湖は汽水湖。太平洋の島々にある湖でも面積が最大。

鳥類のレンネルオウギビタキなど多種多様な固有種がいる。

2013年に危機遺産リストに。

Wikipedia→東レンネル

◯シャーク湾

(自)オーストラリア 1991年

登録基準(Ⅶ)(Ⅷ)(Ⅸ)(Ⅹ)

場所 オーストラリア西部

歴史

特徴

■世界最大の海藻藻場や絶滅危惧種のジュゴンの最大の生息地として知られる。

ハメリン・プールに群生するストロマトライトは原核生物の子孫とされている。

Wikipedia→シャーク湾

◯ニンガルー・コースト

(自)オーストラリア 2011年

登録基準(Ⅶ)(Ⅹ)

場所 オーストラリア北西部に位置する海岸や海浜公園の総称。

歴史

特徴

■世界最長の近海岩礁の1つが存在する。。

陸地部分は広大なカルスト地形が広がる。

近海には多くの海洋生物が生息しており、ウミガメの生息地、ジンベイザメの回遊域として有名。

陸地部分のケープレンジ半島も鳥類、爬虫類などの貴重な動植物が多い。

Wikipedia→ニンガルー・コースト

◯ハード島とマクドナルド諸島

(自)オーストラリア 1997年

登録基準(Ⅷ)(Ⅸ)

場所 南極大陸から約1700kmの海洋に浮かぶハード島。

歴史

特徴

■ハード島は亜南極唯一の活火山島。マクドナルド諸島やその海域を合わせたエリアが登録された。

ハード島には標高2745mのマウソン山がそびえ、島全体は氷河に閉ざされている。

原始のままの生態系が残されており、アザラシ、ペンギン、アホウドリなどが生息している。

Wikipedia→ハード島とマクドナルド諸島

◯クイーンズランドの湿潤熱帯地域

(自)オーストラリア 1988年

登録基準(Ⅶ)(Ⅷ)(Ⅸ)(Ⅹ)

場所 オーストラリアの北東部、グレートディバインディング山脈に沿って広がる熱帯雨林。

歴史

特徴

■貿易風の影響で多量の雨が降り注ぐ熱帯雨林。

湿潤熱帯地域では800種以上の樹木が生息。植物の進化の過程が見られる。

もっとも原始的な有袋類といわれるニオイネズミカンガルーなど様々な動物が生息する。

Wikipedia→クイーンズランドの湿潤熱帯地域

◯ニュージーランドの亜南極諸島

(自)ニュージーランド 1998年

登録基準(Ⅸ)(Ⅹ)

場所 ニュージーランドの南東部にある亜南極諸島。

歴史

特徴

■亜南極諸島はスネアズ島、バウンティ島、アンティポデス島、オークランド諸島、キャンベル島からなる。

近海では寒流と暖流が合流するため多くの魚類が集まり、これを狙う鳥類の繁殖地にもなっている。

絶滅危惧種のニュージーランドアシカの95%が亜南極諸島に生息している。

Wikipedia→ニュージーランドの亜南極諸島

おわりに

「複合遺産」については、「文化と歴史を示すもの」をきちんと覚える。

「自然の景観美」についてはそれを代表する景観や植生など関連する動植物を覚える。

「地球生成の歴史」については生成につながる理由となったキーワードを覚える。

「生物多様性」については関連する動植物を紐づける。

世界遺産検定の他にも色々なジャンルの記事を書いてますので気になるジャンルがありましたら読んでいただけると幸いです。

これからも生活の役に立つ記事、楽しい記事を少しずつ書いていきたいと思います!

ではではー!

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