【世界遺産】12日本の文化遺産②(富岡製糸場/ル・コルビュジエの建築作品)

こんばんは、みや兄です!12月12日までは世界遺産検定1級合格に向けての勉強シリーズです。

公式テキストである「すべてがわかる世界遺産大事典(上)(下)」を中心に自分の苦手ポイントメモなどを加えていきたいと思います。

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今日は第12回目ということで「12日本の文化遺産②(富岡製糸場/ル・コルビュジエの建築作品) 」です

■12日本の文化遺産②(富岡製糸場/ル・コルビュジエの建築作品)

◯富岡製糸場と絹産業遺産群

(文)日本(群馬県) 2014年

登録基準(Ⅱ)(Ⅳ)

◯登録基準(Ⅱ)

富岡製糸場は、産業としての養蚕技術がフランスから明治維新後の早い時期の日本に、完全な形で移転されていたことを示す遺産。

20世紀初頭の世界の生糸市場における日本の役割を証明するモデルになった。

◯登録基準(Ⅳ)

富岡製糸場と絹産業遺産群は生糸の大量生産のための一貫した全工程の優れた見本。

木骨レンガ造りなど和洋折衷という日本特有の産業建築様式。

◯遺産価値総論

19世紀後半から20世紀にかけて明治維新からの近代化にむけて海外から養蚕技術を導入。

1872年にフランスから招聘したポール・ブリュナの指導のもと初の官営器械製糸場である富岡製糸場が完成。

西欧の技術と日本の技術が融合した和洋折衷の建造物群。

製糸場の繭倉庫や繰糸場は、日本古来の木造の柱に西欧伝来のレンガを組み合わせた木骨レンガ造り

柱の少ない工場空間を確保するため三角形を基本としたトラス構造の屋根組も見られる。

世界遺産の資産は「富岡製糸場」「田島弥平旧宅」「高山社跡」「荒船風穴」の4資産。

◯歴史

江戸時代末期に日本の生糸は海外にも輸出されていたが、鎖国のため近代技術の導入が遅れた。

明治維新後は「富国強兵・殖産興業」に重点を置き、主要輸出品の1つに生糸を定めた

フランスから技術移転を図り、ポール・ブリュナを招聘。1871年に起工し、1872年に富岡製糸場が完成した。

士族の女子を中心に多くの人材が集まり、生糸生産に取り組んだ工女の多くはのちに器械製糸の指導者となり、習得した技術を日本各地に広めていった

富岡製糸場の周辺では「繭の改良運動」が展開され、田島家、高山社、荒船風穴などにより、優良品種の開発や普及に向けた取り組みがなされた。

1893年に三井家に払い下げられ官営工場としての歴史は閉じ、1987年に操業停止となる。

◯構成資産の概要

富岡製糸場=1872年に明治政府が設立した官営の器械製糸場。和と洋の建築技術の融合が見られる。

田島弥平旧宅=通風を重視した「清涼育」を確立した田島弥平が建造した主屋兼蚕室。瓦葺きの2階建て。換気のための「越し屋根」を備えた構造。

高山社跡=通風と温度管理を調和させた「清温育」を確立した高山長五郎の生家。

荒船風穴=国内最大規模の蚕種(蚕の卵)の貯蔵施設。岩の隙間から吹き出す冷風を利用した。養蚕を年に複数回可能にし、繭の増産に大きく貢献。

■富岡製糸場の歴史と4つの構成資産を確認。「清涼育」「清温育」の区別や、ポール・ブリュナについても抑える。

Wikipedia→富岡製糸場と絹産業遺産群

◯ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-

(文)アルゼンチン/インド/スイス/ドイツ/日本/フランス/ベルギー2016 年

登録基準(Ⅰ)(Ⅱ)(Ⅵ)

◯登録基準(Ⅰ)

人類の創造的才能を示す傑作であり、建築及び社会における20世紀の根元的な諸課題に対して際立った答えを与えている。

◯登録基準(Ⅱ)

近代建築運動の誕生と発展に関連して、半世紀以上にわたる地球規模での人的価値の交流という前例のない事象を示している。

ル・コルビュジエの作品が4大陸において与えた地球規模の影響は建築史上例のないものである。

◯登録基準(Ⅵ)

「近代建築運動」という顕著な普遍的価値。

◯遺産の概要

7ヵ国17の資産で構成。

シリアル・ノミネーション・サイトが国境をまたぐトランス・バウンダリー・サイトかつ、複数の大陸にまたがるトランス・コンチネンタル・サイト

合理的・機能的で明晰なデザイン原理を追求し、「近代建築の五原則」「モデュロール」「ドミノ・システム」などの概念を打ち出した。

◯近代建築の五原則

ピロティ

フランス語で「杭」。一階部分の柱で建物を支える。

水平連続窓

屋上庭園

自由な平面

自由なファサード

「近代建築の五原則」の完成形と言われるのが1928年に設計された「サヴォワ邸」

西洋建築では壁によって建物を支えていたが、ル・コルビュジエは発想を転換し、柱によって床面を支える建築構造を推進した。

「国立西洋美術館」には「無限成長美術館」という概念も用いられ、将来的に展示作品が増えれば螺旋状に外側に増設して広げてゆくことが考えられていた。

実業家の松方幸次郎が「松方コレクション」を展示するために1959年に建てられた。

◯歴史

ル・コルビュジエはラ・ショー・ド・フォン生まれ。

「日本の三大弟子」=前川國男、坂倉準三、吉阪隆正

「国立西洋美術館」はル・コルビュジエが設計図を書き上げた後に上記の三名が設計を行った。

◯構成資産の概要(17件)

①ラ・ロッシュ・ジャンヌレ邸(フランス)

②レマン湖畔の小さな家(スイス)

③ぺサックの集合住宅(フランス)

④ギエット邸(ベルギー)

⑤ヴァイセンホフ・ジードルングの住宅(ドイツ)

⑥サヴォワ邸と庭師小屋(フランス)

⑦イムーブル・クラルテ(スイス)

⑧ポルト・モリトーの集合住宅(フランス)

⑨マルセイユのユニテ・ダビダシオン(フランス)

⑩サンディエの工場(フランス)

⑪クルチェット邸(アルゼンチン)

⑫ロンシャンの礼拝堂(フランス)

⑬カップ・マルタンの休暇小屋(フランス)

⑭チャンディガールのキャピトル・コンプレックス(インド)

⑮ラ・トゥーレットの修道院(フランス)

⑯フィルミニの文化の家(フランス)

⑰国立西洋美術館(日本)

Wikipedia→ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-

■ル・コルビュジエの作品は17件「近代建築の五原則」は覚えたいポイント。トランス・コンチネンタル・サイトというところも特徴的。あとは国立西洋美術館についての知識も加えて覚える。

おわりに

「富岡製糸場/ル・コルビュジエの建築作品」については、その建物だけでなく周辺情報も覚える。構成資産が多いので整理して覚える。

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これからも生活の役に立つ記事、楽しい記事を少しずつ書いていきたいと思います!

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